Minottiについて

Minotti

イタリアを象徴するモダン家具ブランド

ミノッティの本社・工場は、ミラノから北へ20kmの街メダにあります。高級リゾートコモ湖に近いメダは、貴族の別荘「ヴィラ」で使われる高級家具の産地として、18世紀から栄えてきました。今もブランド家具メーカーの多くがメダを拠点としています。70年前、アルベルト・ミノッティによって、この街にクラシック家具工房が産声をあげました。やがて1970年代からモダン家具づくりをはじめたミノッティは、2代目のレナート&ロベルト・ミノッティによって、本格的なグローバル戦略を推進。1998年から始まった建築家・ロドルフォ・ドルドーニとのコラボレーションをきっかけに世界中にショップを展開し、イタリアを代表するグローバルブランドへと躍進しました。

Minotti DNA

今も息づくクラシックの伝統技術

多くのヨーロッパ家具メーカーが海外生産へシフトしていくなか、Minottiは「Made in Italy」を貫いています。創業者のアルベルト・ミノッティ自身が優れた家具職人であり、本社工場は、すべて特注によって家具が作られていた時代のDNAを受け継いでいます。ファブリックスや皮革はもちろん、サイズ、座り心地、素材の変更など、お客様の注文を受けてから1点1点制作するバイオーダーを今も続けるのは、豊かな空間づくりは、その場にフィットした家具をお届けする必要があるからです。高級ブランドのバッグと同等の皮革、ファブリックスを使い、卓越した職人の手によって縫製されたソファ、チェアは、金属、ガラス、天然石など本物の素材との組み合わせによって、家具というジャンルを超えた、ファッションやジュエリーに匹敵する空気感を漂わせます。

Designers

Rodolfo
Dordoni

Hannes Peer

Giampiero
Tagliaferri

Marcio Kogan
/ Studio MK27

nendo

GamFratesi

Inoda+Sveje

Christophe
Delcourt

Minottiコレクションは、ミラノの建築家ロドルフォ・ドルドーニと、レナート&ロベルト・ミノッティ兄弟の、20年にわたるコラボレーションによって築かれました。その最大の特徴は、家具を空間のエレメントとして捉えたこと。ドルドーニは、ミノッティ兄弟との深い信頼関係のもと、ミラノサローネのショーブースや各国ショールームの空間設計を手がけ、ブランドを総合的にプロデュースしてきました。近年はクリストフ・デルクールやnendo 佐藤オオキ、マルシオ・コーガン、ガムフラテーシがプロジェクトに参加し、インターナショナルなテイストを吹き込んでいます。

Materials

安心のマテリアルとアフターメンテナンス

Minottiは常に、最高品質のマテリアルを追求しています。ファブリックスは毎年のコレクションにあわせ、ベルベット、リネン、シェニール、モヘア、カシミアなど多彩な生地をデザイン。皮革は、世界的なブランドバッグにも使われる、ヨーロッパの牧場で育った最高クラスの牛だけを使い、耐摩耗性や通気性、耐変色性など基準を満たした皮革だけを採用しています。

世界60カ国以上に展開する300を超える取扱店のなかで、ロンドン、ニューヨークと並ぶ特別な「モノブランドショップ」のひとつが、Minotti TOKYOです。ブランドのコンセプトを表現したショールームによって、コレクションの多様性と魅力を伝え、安心して製品をご購入頂ける体制を整えております。Minottiのソファやチェアには、保証カードと共に、使用したファブリックス、レザーの実物サンプルが付属しています。長年使ううちに傷んだ生地を張り替えることもでき、実物サンプルと同じロットの生地をイタリア本社から取り寄せて張り替えるなど、長年お使い頂けるようアフターメンテナンスも充実しています。

メンテナンスのお問い合わせはこちらからどうぞ。

Collections

ミラノサローネで注目される
Minottiのコレクション

2024 COLLECTION

2024コレクションはブランドの不断の進化が表現され、新たにデザイナーとして協働を始めたハンネス・ピール、ジャンピエロ・タリアフェッリという才能あふれる2人の作品に彩られました。

ミラノ在住の建築家ハンネス・ピールはコレクションの幅広いラインナップのデザインを手がけました。彼のデザインのキーとなる彫刻的なフォルムがコレクションを彩ります。 ミラノとロサンゼルスを拠点とするデザイナーであるジャンピエロ・タリアフェッリは70’s を彷彿とさせるドリーミーな世界観をコレクションに与えました。
どちらも空間に強い印象を与えるストロングキャラクターを目指してデザインされ、若々しいパワーを感じさせると共にMinotti のサヴォアフェールとの融合を果たしています。

2023 COLLECTION

2023年、創立75年をむかえたMinotti はMILANO SALONE 史上最大規模となる4500平方メートルの2階建てブースを出展しました。会場全体に計28ものインドアシーン・アウトドアシーンを散りばめ、様々なシリーズを混在したコーディネーションによって「Minotti ブランドのアイデンティ」が空間として表現されました。

今回のコレクションは Minotti の歩んだ75 年をたどり独自の世界観を全世界にアピールするものです。今までのブースデザインのモチーフとなってきた天井格子、正方形ブロックの壁面、大きく曲線を描く通路、リビング中央にそびえる暖炉などが散りばめられ、1970 年代を思わせるレトロな照明、小物がアクセントとなっています。この空間を歩くことで、世界各地のカルチャーを積極的にとりいれてきたMinotti のヘリテイジを感じることができます。

2022 COLLECTION

2022コレクションは、世界中の形やイメージ、文化を取り入れ、新たな創造の地平を切り開くもので、新しい重要なステージの到来を告げるものです。2018年以降、世界各国のデザイナーとの協働が始まりました。今年は日本とデンマークをホームランドとするデザイナーディオInoda+svejeを迎えました。コンテンポラリースタイルのインスピレーションと1970年代の美学が、日本の洗練されたスタイルと北欧デザインのモダンかつナチュラルなセンスにバランスよく融合しています。

Minotti Design
Studio TOKYO

住宅からホテル、レストランまで、
創造的空間をご提案します

Minotti Design Studio TOKYOは、世界初のMinotti公認スタジオ。経験を積んだスタッフが、間取りやライフスタイルにあわせプランニング。ご要望により照明器具やアート、アクセサリー、床・壁・天井のアドバイスも行い、お客様の望む空間を実現します。ひとつのソファシステムには70~200種類近いパーツが用意され、思い通りのレイアウトが可能です。テーブル、チェア、キャビネット、ラグなどを組み合わせ、天然石、ガラス、金属など様々な素材、ファブリックス、皮革が空間と呼応した、美しく豊かな空間(アトモスフィア)を創造します。

Minotti DESIGN STUDIO TOKYO